Utility Player 姫野愛
2006.11.30 Thu
最近、インディーズ・コーナーでよく見掛けるのが姫野愛。といっても、まだパッケージしか見ていなくて、作品は見ていないのですが、なかなか清楚で可愛らしいのお姉さん系の女優さんです。
そんな姫野さんですが、ある日、レンタル店にいた時のこと、仕事中という意識のない店員が2〜3人連れ立ってAVコーナーにやってきて、AV品評会を始めました。柚木ティナが最初の議題だったのですが、次に出て来たのは姫野愛。人妻系のインディーズ作品を手にした店員が、こんなふうに切り出しました。
「この姫野愛って、ナンだよ?おれよぉ、前、コイツがセーラー服着てる作品、見掛けたことあってよぉ、笑っちったよ。幾つなんだ、コイツ・・・」
確かに、セーラー服を着て女子高生を演じている作品もあって、幅広く活躍しているようです。女子高生に違和感がないとは言えませんが、やはり姫野さんといえば、マルチに活躍できる稀有な存在で、私も気になっています。
姫野さんは人妻作品をメインにしているようですが、よく見ると、従来型の人妻ではなくて、若妻という新しいフィールドを切り開こうとしていることに気づきます。この若妻という設定は、将に姫野さんのハマリ役であって、姫野さん自身はもとより、今後のAVシーン動向を占う上でも、注目すべき要素と言えます。
精神的な癒しが求められる今日、若妻という存在は将に癒しそのものではないでしょうか。ごく最近まで癒しのシンボルとされてきたメイドが、実数の上でも時間の経過と言う意味でも、また精神的満足度という意味でも飽和状態に達し、そろそろポスト・メイドが求められる頃合になりました。若妻と言えば、良くも悪くもビジネス・ライクでわざとらしさが売り物のメイドよりもずっと身近でプライベートな存在であり、男が求める安らぎの要素を多分に持っていると言えましょう。それだけに、若妻というのは、ポスト・メイドの癒しを語る上で、いい切り口だったと思います。
AVのマーケットの動向を考えてみても、少子高齢化の波が社会全体に及び、20歳前後の若いユーザーだけでなく、幅広い年齢層に受け容れられる商品開発が求められる中、若妻という設定は、未婚・既婚の別だけでなく、様々なユーザー層の接点をうまく突いているように思います。
そういった意味で、姫野愛の人気が、この先、若妻というジャンルをどこまで開拓できるのか、大いに関心のあるところではないでしょうか。
その一方で、若妻以外の姫野作品に目を向けてみると、職業系の役どころでは、一転してシャープやイメージのものを多くリリースして、癒し系とは少し違う一面を見せています。実際に作品を見てみても、看護師といった癒し系の職業ジャンルは少なく、逆に女医、女教師、銀行員といったシャープなイメージの職業ジャンルが多くを占めています。パッケージを見る限り、どういうキャラクターでも大きな違和感がないのは、姫野さんならではの持ち味であり魅力と言えそうです。
しかし、やはり姫野さんの魅力がいちばんはっきり引き出されるのは癒しであり、「こんな女性が身近にいたらいいなぁ」と思えるような親しみやすさと憧憬はないでしょうか。例えば、普通はなかなかしっくり来ないようなローライズのお姉さんなども、姫野愛さんだと期待が持てます。更に「昔、クラスで一番モテた女とラブラブする」という作品は、姫野さんのイメージを実によく捉えていて、私も関心を持っています。そして同時に、癒し系の魅力があればこそ、SMや中出し、輪姦といったハードな内容の作品が、ひときわ輝いて見えるということもあると思います。
そういいながら、姫野作品は一つも見ていないので、今の時点では作品の内容については何も言えません。加えて、私自身、インディーズ特有の素朴な作風やハメ撮りがやや苦手なので、姫野作品もどれだけチェックできるか心許ないのですが、今のAVシーンを語る上で是非とも見ておきたい女優さんであることは間違いないと思われます。それだけに、目を通した作品に関しては、このブログやAV研究所のレビューなどで、紹介していこうと思います。










